安達祐実の私生活を覗き見する「捨ててよ、安達さん。」キャスティングの完璧さよ

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「この役ならこの人しかいない!」というドラマって、実はそう多くない。逆に「これはあの人のほうがいいのに」と勝手に妄想キャスティングする楽しみはある。が、久々に「これぞ!」と思う作品があった。「捨ててよ、安達さん。」である。

 安達祐実が本人役を演じ、雑誌の連載企画で家の中のモノを捨てていくという設定。ところが、そのモノたちが安達の夢の中で擬人化され、毎回安達の家を訪問。それぞれの主張をぶつけてくる。モノたちは基本的に廃棄を要求するが、存在を忘れられていることやぞんざいに扱われていることに怒ったり悲しんだりと、感情を露にする。...

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