五輪メダリスト、コロナ禍でウーバー配達員に 自力で遠征費を稼ぐ

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「コロナ」の蔓延によって多くの人の生活が激変したが、中にはこんな珍しいケースも。五輪メダリストはなぜ、ウーバーイーツの配達員を始めたのか。

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「フェンシングをしたい、東京五輪に出たい、遠征に行きたい、という気持ちは本物なので、まずはそれを叶えるところから始めようかな、と。今は練習場も自粛で閉鎖されているので、体力を落とさないように、維持することがすごく大事だと考えて、すぐにやれるウーバーイーツの配達員を始めました」

 そう語るのは、2012年ロンドン五輪のフェンシング男子フルーレ団体の銀メダリスト、三宅諒選手だ。...

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