「麒麟がくる」にユースケ・サンタマリアが降臨 腹黒大名の“顔芸”に注目!
大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK)は、本木雅弘演じる斎藤道三が討ち死にしたことで“スター”を失ったと思われた。しかし、明智光秀(長谷川博己)が越前に落ち延びたことで、今度は朝倉義景が登場。演じているのはユースケ・サンタマリアだ。これがやっぱり食わせ物、腹黒感たっぷりの怪演で、今後の“主役”は、決まった?
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5月17日の第18話の視聴率は15・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)と、モックンが討ち死にした前週の14・9%を上回った。道三の元を離れて、いよいよ主演の活躍が見られる新たな章のスタートかと思ったら、思わぬ伏兵――。
大河初出演のユースケ・サンタマリアである。さっそくSNSでも話題になっている。
《麒麟がくる、道三が見れなくなって残念に思ってたらユースケサンタマリアの朝倉義景とか出てきてテンション上がった》
《ユースケ・サンタマリアというだけで 胡散臭さが倍増するし、今まで演じていた役的に神経質なモラハラの印象が強くてなんかヤバそうに見える》
《『テセウス~』に続くユースケ・サンタマリアさんの眼の演技ですよね。 ハマり役だと思います。》
中には《バカ殿に見える》なんて声もあるが、概ね歓迎されているようだ。なにより愚将とも名君とも評価の分かれる大名・朝倉義景はハマリ役であろう。民放プロデューサーが語る。
「彼は元々BINGO BONGOという売れないラテンバンドのボーカルだったのですが、歌よりも司会の仕切りで定評があった。そんな彼の運命が変わったのは、後にフジテレビ社長となる亀山千広プロデューサーに見出され『踊る大捜査線』(フジテレビ)に出演したことでしょう。キャリアながら頼りない刑事・真下正義の役は、スピンオフで主演映画にもなった。そしてバラエティ番組『「ぷっ」すま』(テレビ朝日)では人気絶頂の草なぎ剛士とMCを務めたことで、彼の明るく、爽やか、かつテキトーというキャラも広まりました」
それがなぜ、一癖ある俳優として認められるようになったのか。
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