ホリエモンvs.田中みな実の舌戦が話題、「サンジャポ」が「ワイドナショー」に負けない理由
堀江氏はツイッターでも批判
5月10日の「サンデージャポン」(TBS系列・日曜・10:00)では、実業家の堀江貴文氏(47)と、元TBSアナウンサーの田中みな実(33)が“舌戦”を繰り広げた。これが今でも大きな話題になっている。
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反響の大きさを証明するように、複数の芸能メディアが経緯を報じたが、いずれも見出しのトーンが異なった。代表的なものをご紹介しよう。出典は全て電子版だ。
▼「田中みな実がホリエモンと真っ向対立で称賛『痛快です』『正論だ』」(まいじつ:5月12日)
▼「堀江貴文氏 田中みな実に痛烈ダメ出し『「政府は何もしてくれない!」とかアホなこと言うから…』」(東スポWeb:5月13日)
▼「ホリエモン、田中みな実へ『なんでもかんでも政府に頼るな』サンジャポで議論」(デイリースポーツ:5月13日)
堀江氏は番組中、コロナ禍でも「緊急事態宣言の発令は必要なかった」と主張。念のために申し添えれば、これまでにも彼は一貫して同じ主張を続けてきた。テレビで注目を集めるため、でまかせに、いい加減なことを言ったわけではない。
これに田中みな実が「堀江さんは、どういう策を講じれば良かったと思われるんですか、政府は?」などと、質問を重ねる形で“反論”を行った。
視聴者が堀江擁護派と田中擁護派に別れ、意見が分かれただけでも面白かったのだが、どちらに軍配を上げるか芸能メディアも見解を異にしたのだから、非常に興味深い。
「よほど番組で言い足りなかったのか、堀江さんは番組が終了してからも、ツイッターで田中さんを批判するなど、“場外乱闘”を続けました。具体的には田中さんを支持した『まいじつ』の記事リンクを貼り、改めて批判をしたのです。しかし、その際、『あんたみたいな馬鹿』と書いたことなどもあり、再び議論を巻き起こしました」(取材した記者)
念のため、堀江氏のツイッターから、田中アナを批判したツイートを引用させていただく。確かに「馬鹿」という言葉が使われている。
《一人前の大人なんだから、なんでもかんでも政府に頼るな。自分で適切に情報収集して考えて行動すりゃいい。それを人のせいにするな》
《あんたみたいな馬鹿が「政府は何もしてくれない!」とかアホなこと言うから必要もない緊急事態宣言とか出しちゃうんだろうが。自分達のせいだって分かってないところが終わってる》
番組のファンであれば、「いつものバトル」と笑って受け止めている向きも少なくないだろう。
だが、民放キー局で番組制作に携わるスタッフによると、「マネできそうで、なかなかマネできない、サンジャポの十八番ですね」と指摘する。
「このところ堀江さんはコロナ対策だけでなく、検察庁法改正案でも持論を展開し、ネット上では多くの“アンチ”を作っています。それだけ注目度も高いわけですから、番組制作に携わる者なら、出演依頼を真剣に考えると思います。しかし、これが民放キー局の制作する番組となると、簡単にできるキャスティングではないのです」
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