中国からの入国制限が遅れたことが良かった…日本の新型コロナ死者数が少ない陰の理由

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「日本の新型コロナウイルス感染対策はことごとく見当違いに見えるが、結果的には世界で最も死亡率を低く抑えた国であり、対応は奇妙にもうまくいっているようだ」

 このように報じたのは5月14日付米外交誌フォーリン・ポリシーである。

 日本は武漢を含む中国からの観光客が多かったし、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保もいまだに中途半端である。感染防止に有効とされるウイルス検査数も国際社会の中で圧倒的に少ない。

 死者数が「奇跡的」に少ない日本については、専門家の間でも議論になっている。...

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