「黒川検事長」に異議 松尾元総長の“捜査ストップ”指令を公安関係者が告白
検察幹部を退く年齢になっても、内閣や法相の判断でポストに留まることができる特例を新設するとされる「検察庁法改正案」。黒川検事長問題とも言われたこの改正案に世論は大いに反発し、与党は狙っていた今国会での採決を見送ることを決めた。挙句に黒川検事長のマージャン辞職という展開と相成ったが、法案について批判の声を上げた中には、検察トップだった松尾邦弘元検事総長もいた。そこで持ち上がったのは、トップ時代の捜査中止命令の前歴である。
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