コロナ撲滅へ期待! ノーベル賞・大村教授のイベルメクチン ご本人も太鼓判
およそ40年前につくられた薬に、ふたたび注目が集まっている。2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授が開発し、全世界で毎年約3億人が服用しているという「イベルメクチン」に、コロナ撲滅への大いなる期待がかかっているのだ。
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日本感染症学会の専門医で、東京歯科大学市川総合病院の寺嶋毅教授(呼吸器内科)が言う。
「コロナウイルスの治療薬の有力候補であるアビガンは、軽症から中等症にしか効果が期待できず、レムデシビルは副作用の問題があって重症患者への投与に限定されている。...