新人女子アナの星は誰? 3位はTBS「篠原梨菜」、2位テレ東「田中瞳」、1位は……
ニュース原稿も完璧?
3月8日に放送された東京上野桜木周辺の回で、田中アナが上野にあるファッションビルのABABが好きだという話になったときに、さまぁ~ずの三村マサカズ(52)が「23、4(の若い女の子)でABAB知ってる人なんて俺いないと思っていた」と言わしめた。
さらに「モヤさま」特有の無茶ぶりにも何とか対応し、ときに新人アナらしく体当たりで挑むことも。
そうなると当然ハプニングは起こるワケで、中でも1月19日放送の埼玉県大宮市の回での体操教室兼アクロバットパフォーマーの練習スタジオを訪問した際の事件は今も忘れられない。
ここで田中アナは三村からの無茶ぶりでアクロバットのエアリアル(天井から吊るされたハンモック状の布を使って空中でポーズを取るパフォーマンス)に挑戦、最初はブランコのように布を掴んでクルクル回転する基本的な技をこなしていたのだが、続いて挑んだ上級編の技でそれは起きてしまった。
空中ブランコのごとく逆さ吊りになったトレーナーの腕に捕まり、腕と腕の間に脚を通す“ダブルエアリアル”に挑戦したものの、慣れない逆さ吊りからパニックに陥り、なんとマット運動でいうところの後転の途中のような体勢のまま吊るされてしまったのだ。
当然、その体勢は若い女性的には完全NGの“あられもない姿”で、しかも「あぁ~! あぁ~!」と聞きようによっては妖艶な声で絶叫してしまう始末。
とはいえ、最初の挑戦で大技を決められず、自ら「もう1回いいですか?」と再挑戦を志願するなど、なかなかの負けず嫌いの面もあるようだ。
ちなみに彼女の名誉のために言っておくと、アナウンサーとしての実力も折り紙付きである。
ニュースの原稿も読めるのだ。あるとき番組と番組の間に流れる5分間くらいのニュース番組で田中アナを偶然見掛けたのだが、新人アナにしては意外とニュースキャスターっぽい感じで読めていたという印象だった。
今年の春からは平日夕方に放送されている生活情報番組「よじごじDays」(平日・15:40)の火曜日と金曜日のメインパーソナリティを、さらに月曜夜には「ワールドビジネスサテライト」(平日・23:00)の人気コーナーの“トレンドたまご”を担当することになった(ただし、現在は新型コロナウイルス対策のため、一時休止中である)。
「7スタライブ」(金曜・9:28)と合わせて、生放送が週4本とさらなる活躍の場を広げている。2年目の飛躍に期待だ。
そして第1位。これはやはりというか、ダントツでテレビ朝日の斎藤ちはるアナ(23)である。
なんと入社日当日の4月1日から「羽鳥慎一モーニングショー」(平日・8:00)の2代目アシスタントに抜擢され、さらにこのオンエア後に入社式に臨んだ……という、当時としては女子アナ史上最速デビュー記録を打ち立て、いきなり話題となった点は記憶に新しい。
ちなみに、この1年後の今年4月1日に同じテレ朝の後輩の安藤萌々アナ(生年月日非公開)が「羽鳥慎一モーニングショー」の前に放送されている「グッド!モーニング」(平日・4:55)でデビューしたため、惜しくも最速デビュー記録は塗り替えられてしまった。
とはいえ、入社が決まった直後から入社後しばらくの間は、“今をときめく人気アイドルグループ・乃木坂46の元メンバーが女子アナに!”という話題性だけが先行していた感があったが、どうしてどうして、ちゃんと実力も兼ね備えていたのはさすがというより他はない。
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