「エール」東京編で脚光の26歳「加弥乃」芸歴24年で元AKBという意外な経歴
あのCMソングも……
昭和の名作曲家・古関裕而と妻の金子をモデルに悲喜こもごもの人生を描くNHK連続テレビ小説「エール」(NHK総合・平日・8:00ほか)が好調だ。
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東京編は5月11日~15日の第7週(サブタイトルは「夢の新婚生活」)から本格的に始まり、窪田正孝(31)演じる主人公・古山裕一は本格的に音楽家の道を目指すことに。
一方、二階堂ふみ(25)扮するヒロイン・古山音は歌手になる夢を叶えるため、音楽学校に入学、同時にこの二人はついに結ばれ、結婚、東京での新生活が始まった。
夫婦ケンカもありつつ、前向きに進んで行く姿に視聴者は共鳴しているようだ。
そして、この東京編では多くの新キャラクターが登場しているが、なかでも注目なのが、プロの作曲家として歩み出した裕一が最初に悪戦苦闘する舞台となる“コロンブスレコード”の面々だろう。
その中でも、ひと際、異彩を放っている女性が一人いる。コロンブスレコードのディレクター、廿日市誉(古田新太[54])の秘書を務める杉山あかねである。
あかねは音楽についての高い見識を備えており、廿日市の良き相談相手という役割も果たしている。
眼鏡がトレードマークということもあって、いかにも才色兼備で洗練された都会のエリート(昭和初期でありながら、ヒット曲を量産するレコード会社の秘書に就いているのだから、かなりの“学”があると思われる)。
福島から上京してきたばかりの、どこの馬の骨とも分からない裕一に対し、常に上から目線でクールに対応するさまは、かなりのインパクトなのだ。
そしてこの“出来るオンナ”キャラは、SNS上で早くも話題になっている。そこで今回は、このあかねを演じている女優・加弥乃(26)に関する“深掘りエピソード”をお届けしたい。
加弥乃は1994年2月10日生まれで、東京都出身である。そして驚くべきことにわずか2歳で芸能界入り=つまりはこの道すでに24年のキャリアを誇っているのだ。
当時の芸名は“増山加弥乃”で、子役時代はミュージカル「アニー」や「葉っぱのフレディ」などに出演。
「♪~た~ら~こ、~た~ら~こ」という印象的なフレーズで一世を風靡したキューピーの“あえるパスタソースたらこ”のCMソング「たらこ・たらこ・たらこ」を歌って、CMのナレーションも担当していたこともある(なお、この曲はのちにCD化され子役の女性音楽ユニット“キグルミ”が歌って大ヒットを飛ばしている)。
さらに意外なのは、あのAKB48の元メンバーだという。小学6年生だった11歳の秋、05年の10月30日に「AKB48オープニングメンバーオーディション」に合格した。
つまり、前田敦子(28)や高橋みなみ(29)、小嶋陽菜(32)といった神7メンバーと同じ第1期生であり、同年12月8日にはオープニングメンバー候補生として選ばれた20人の中の1人としてAKB48劇場グランドオープンの舞台に立ってもいるのだ(所属は当時の旧チームA)。
当時、彼女は最年少メンバーである。しかも06年11月にはNHK教育(当時)の子供番組「からだであそぼ」(04~09年)内のコーナーで「ほねほねワルツ」(07年2月にはCDリリースされている)を歌う目的で結成されたユニット“ほね組 from AKB48”のメンバーとしても活躍した。
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