マスク不足は解消されたけれど…品質は二極化 知っておくべき“危ない商品”の見分け方
日本がコロナ禍に見舞われて、はや四か月。長く品薄状態だったマスクも「簡単に買えるようになった」との声が聞こえるようになった。高騰していた価格も値下がりの動きを見せるが、しかし、その質はというと――。
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世界的なマスク需要増により、原材料の不織布「メルトブロー」の価格は20~40倍ほどに高騰。当然、その値上げ分は販売価格にも跳ね返るため、チェーンの薬局などの大手は、ぼったくり批判をおそれ、高額ではマスクを販売できない。一方、中国ではこぞってマスク生産に乗り出す業者が現れた。...