コロナ禍の時効停止を 死亡ひき逃げ事件の時効撤廃を求める遺族の叫び

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 新型コロナウイルスが猛威を奮う中、忘れてはならないのは未解決事件の存在だ。警察官らが懸命に治安を守っているのはわかるが、警察官らの感染が全国各地で相次ぎ、移動自粛も続く中で捜査のマンパワーが落ちている点は否めない。現場では、緊急性の高い身柄拘束事件等が優先され、公訴時効が差し迫っていない未解決事件の捜査は停滞しているのが現状のようだ。約11年前、最愛の一人息子を死亡ひき逃げ事件で失った埼玉県熊谷市の小関代里子(こせき・よりこ)さんはこう訴える。「緊急事態宣言中は適正な捜査ができないと思うので、長い目で見たら時効を停止すべき。...

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