ミカエル・ミシェルが日本で見つけた飲食店 美味しいNIPPON

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 好きな飲食店や好物の話を聞けば、その人の人となりが解るというもの。ゆえに「名は体を表す」ならぬ、「食は体を表す」なのである 。この企画では、外国籍の著名人の方々にご登場頂き、行きつけのお店をご紹介してもらいます! 意外なお店のチョイスに驚くこと必至! 彼らの食に対する感性と経験が垣間見えちゃうんです。第39回は、ミカエル・ミシェルさん。今回は「西安餃子 ラゾーナ川崎プラザ店」に伺いました!!

 フランスからやってきた“美しすぎる騎手”、忘れていませんよね。昨年来日し、地方競馬の短期騎手免許を取得、川崎競馬場を拠点に活躍して、競馬ファンの目を釘付けにしました。3月に免許が切れ、そのうえコロナ禍で活動が制限。惜しまれながらも4月にいったん帰国してしまいました。

 そんなミシェルさんが日本滞在中にゾッコン惚れ込んだのが、餃子だったというからビックリです。紹介してくれたのは、本拠地川崎の商業施設に入る「西安餃子」。週に1、2度は通ったのだそう。

「東京に来て、最初に食べたのが餃子。たちまち好きになって、いろんなお店の餃子を食べるようになりました」

 この日はお気に入りの餃子のほかに、色鮮やかな小籠包もオーダー。来日してから習得したというチョップスティックスで華麗に……とはいかず、つまむのに一苦労のご様子です。格闘の末ようやくつまんで、口に入れるなり、

「おいしい」

 と、目を大きく見開いて日本語で感嘆。マドモアゼル・ミシェル、実はお肉が少々苦手だそうで、こちらの野菜たっぷりの餃子がお気に召しているんだとか。

 元来甘党。スポンジ生地にイチゴとクリームを挟んだフレジエや、パン・オ・ショコラなどのスイーツに目がない。やはり、というべきか、納豆の“ネバッこい感じ”は好きになれないといいます。そこへやってきたのは担々麺です。

「辛すぎる料理はダメなんだけど、ここの担々麺はゴマがふんだんに入っていて、ちょうどいいんです」

 甘々なのは食事だけではありません。彼女のエージェント兼フィアンセという重責を担うフレッドさんとは、交際を始めて3年になりますが、撮影中もラブラブが止まらないのです。

「いつになるかはわかりませんが、はやく日本に戻って、来年ぐらいには、日本で結婚したいと思っています」

 また逢う日まで、オ・ルヴォワール!

週刊新潮 2020年5月7・14日号掲載

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