滝クリ、進次郎にイクメン指導 「長男を宇宙飛行士に」

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 夫婦仲が拗(こじ)れる大きな原因の一つは、夫が育児に協力しないことだとか。そこで、この大物カップルが気になるところである。母となった妻・滝川クリステルは、父で夫・小泉進次郎の子育てをどう見ているのか。

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 この1月の待望の長男誕生は42歳の高齢ということもあってか、大変な難産だったという。へその緒が赤ちゃんの首に絡まってしまい、陣痛開始から2日後、帝王切開で出産を果たしたクリステル。

 それから3カ月。4月にはラジオ番組に復帰し、母と共著の『星の王子さま』解説本も刊行予定と、表舞台への復帰が進んでいる。

 年上妻の機嫌を損ねないためにも夫は今が肝心というワケだが、

「進次郎さんはかなりハードに“主夫”役をこなしているそうですよ」

 と、その実情を明かすのは、テレビプロデューサーの鎮目(しずめ)博道氏である。鎮目氏は滝クリの両親に娘夫婦の子育てぶりを取材し、この3月、ブログで記事にしている。

「オムツ交換も含めた子育てだけでなく、部屋の掃除、洗濯までほぼすべてを請け負っているとか。お茶碗洗いもしているそうですよ。昼間は激務をこなし、夜も家事ですから、よく家で赤ちゃんと一緒に“寝落ち”してしまっている。クリステルさんが“また寝ちゃったよー”とその写真をお母さんに毎日送ってくるそうです」

元首相が反面教師

 結婚表明以来、小泉大臣には、過去の“女性問題”が噴出した。このハードワークは、その罪滅ぼしということもあるのだろうか。

「というよりも、家庭内で進次郎さんは、尻に敷かれている感じだそう。フランスでは父親が家事をするのが当たり前で、その血を引くクリステルさんも夫に同じような働き方をしてもらいたいと思い、家事指導をしているそうなんです。進次郎さんの方も、お父さんの純一郎さんは“男が台所に立つなんて……”というタイプだったとかで、それを反面教師にしている面もあるそうです」(同)

 かようなイクメンぶりに義父母の覚えもめでたく、すっかり入り婿のようにも見える環境大臣ドノ。「道之助」と名付けたご長男の将来についても、

「“政治家にはしない”“宇宙飛行士になったらいいな”と言っているそうです」(同)

 と、ここにも『星の王子さま』の影が見えるのだ。

 もっとも道之助くんは、小泉家にとっても大事な“王子さま”。この点、純一郎元首相の弟で、進次郎氏の叔父に当たる小泉正也氏に聞くと、

「最初は誰でもそう言うんだよ」

 と一笑に付す。

「うちの兄貴だって、子どもを政治家にさせたくないってはじめは思っていたし、自分だって若いころは“跡は継ぎたくない”と思っていた。進次郎だってそうだったけど段々と変わっていって、今があるでしょ」

 やはりいずれは5代目か。

「今はコロナだから、俺も兄貴も道之助には会えていないけど、携帯で画像は見る。ずいぶん成長してどんどん顔も変わってきているよ。とにかく元気に育つのが一番だよ」

 イクメンはいつまで。

週刊新潮 2020年5月7・14日号掲載

ワイド特集「コロナの陰に『オンナの事件』」より

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