7人が証言するコロナからの生還 症状は“千本の針で刺されるような腰痛”
私はこうしてコロナから生還した(前編)
日毎に増え続ける患者たちは、重症化の恐怖に耐えながら闘病を続けている。今そこにある危機を乗り越える“生きたバイブル”として、コロナから生還した7人の証言に耳を傾けてほしい。
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神奈川県在住の男性(35)が身体に不調を感じたのは3月30日のことだ。
「朝起きた時に、軽い頭痛と腰の周りに重りをつけられたようなダルさを覚えたんです。翌日には体温が37・5度まで上がったものの、早退して市販の風邪薬のベンザブロックを飲んだら熱がひいたので以降も仕事を続けました。...