伸び悩む「柴咲コウ」のYouTube 苦戦の理由は“マジメ過ぎ”?

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 芸能人が続々と参戦するYouTube動画の世界。4月1日に所属事務所から独立した柴咲コウ(38)もその一人で、自身のチャンネルを開設するも、登録者数や再生回数が伸び悩んでいる。誰もがPCやスマホにかぶりつく好機というのに……。

 芸能記者によると、

「柴咲のチャンネルの登録者数は10万人(4月30日現在、以下同)ほど。開設から1カ月で100万人を突破し、現在189万人を数える本田翼(27)や、今年1月に参入して2カ月で88万人に達した川口春奈(25)らとは比べるべくもない。いかに年齢差があるとはいえ、10万人は寂しい数字」

 柴咲はもはや女優兼歌手というよりも、高級なオーガニック商品やファッションアイテムをプロデュースする実業家だ。アラフォー女子にもっと訴求したいところだが、なぜ苦戦?

「マジメ過ぎるんです」

 とは、さる芸能関係者。

「彼女は自身のテーマを環境問題、ライフスタイル、芸能活動の三つと謳っていて、いかにもお堅い。たとえば、2年前に政府の環境特別広報大使に任命された際のセレモニーの様子をアップしてみたり、友人と餃子を作るというくだけた企画なのに、なぜかバッチリ化粧していたり。スキを見せてくれないというか、笑いやユルさがないんですよ」

 本田や川口の投稿は“ファン目線”の親しみやすさが特徴的だそうな。

「最近も本田はスキンケアをしながら好きな漫画について語る動画を投稿し、3時間で25万回も再生された。一方の川口も『V』の発音に苦心する、単なる英会話の練習風景が54万回も再生されています。テーマ選びが上手いですよね」

 まずはコロナ禍の過ごし方動画ブームに乗りたいが、お堅い、そして“お高い”仮面を脱ぎ捨てないとネ。

週刊新潮 2020年4月30日号掲載

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