新型コロナで「中止」「開催」判断分かれた在外公館「天皇誕生日レセプション」 饗宴外交の舞台裏(261)

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 新型コロナウイルスの感染拡大にあって、天皇誕生日(2月23日)レセプションを中止するのか、実施するのか――。

 今年1月から3月にかけて、日本の在外公館(大使館や総領事館など)は難しい課題に直面した。実施して、万一感染者でも出してクラスターを作ったりしたら日本の面目は丸つぶれだ。

 一方、令和で初めての天皇誕生日レセプションとあって、各国とも祝賀に要人を送り込んでくるのは間違いなく、日本と友好関係を強化する格好の機会となる。どういう判断から中止、実施を決めたのか、現地の日本大使館に聞いた。...

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