プリンス「水上颯」を失った東大王 新大将「鶴崎修功」を不安視する声が上がる理由

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「相棒」に迫る人気

「まあ、文春砲に女性問題を書かれたこともありましたけど、所属事務所が明確に否定していました。3月18日には、彼の卒業スペシャルが放送されましたが、視聴率12・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)だったのは大したものですよ。3時間スペシャルとしたことで、ウラの『相棒』(テレ朝)最終回と重なりました。「相棒」が13・8%しか取れなかったのは、『東大王』、いや水上の力が大きかったと思います」(同)

 あの「相棒」に迫るとは、なかなかのもの。

「そして、新生『東大王』となったわけですが、3代目大将に水上から指名されたのが東大大学院の数理科学研究科博士課程の“IQ165の天才”こと鶴崎修功でした」(同)

 鶴崎は1stシリーズから、初代大将の伊沢拓司(25)、副将の水上に次ぐレギュラーとして出演していた。つまり伊沢、水上が卒業し、順当に昇進したわけだが……。

「はっきり言うと、彼にはオーラがないんです。あまり好かれる顔立ちでもないし、喋りもペチャペチャして、いまひとつです。IQ165ですから、もちろん頭はいいのでしょう。しかしテレビ、中でもバラエティは、興業の世界です。スターがいないと成り立ちません。ですから、レギュラーチームの紅一点で美人の鈴木光(21)が新大将に就任するのだろうと思っていたんですけどね。これじゃあ、お客は呼べませんよ。TBSは間違ったんじゃないかな」(同)

 確かに、これが東大生?といった意外性はない。昔ながらの典型的な東大生っぽい。とはいえ、大将ともなれば、その頭脳を遺憾なく発揮してくれるはずだ。当日の戦いがどうだったかと言えば――。

「第1問の餌代が高い動物の5位に、鶴崎がアザラシを選んだことでハズし、芸能人チームにポイントを奪われました。難読漢字問題でも早々に失格となり、最終的には東大生チーム全員が失格。最後の早押しクイズでは、彼と初代大将の伊沢(芸能人チーム)との対決となり、あっさり敗北。久しぶりに芸能人チームが勝利するという結果になりました。挙げ句、『ま、これからね、今日は負けたけど、結構いい内容も多かったんで、これからどんどん強くなっていけるかなと思うんで、これをバネにして頑張ります』って言われてもねえ。東大生とは言え、もうちょっと口の利き方も考えたほうがいい。その辺りが、水上とは明らかに違いますね。『東大王』の今後が心配です」(同)

週刊新潮WEB取材班

2020年4月20日掲載

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