「志村けんさん」「森捕手」「立憲議員」たちに見るコロナ禍の喜怒哀楽

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国会議員さんのセクキャバ訪問は

 少し偉そうな言葉になりますが、大先輩である梨田昌孝さんそして片岡篤史さんが現在置かれている状況を見聞きし、彼らは自身の軽率さを猛省することでしょう。

 もっとも、森友哉捕手の話(コロナ禍の最中に女性を呼んで濃厚接触)の是非を子(実子はいませんが)に問われれば、私はそれをマスコミに売った女性こそが卑怯者であると教えると思います。

 彼は無理矢理、女性を家に連れ込んだわけではありません。合意のもとで訪れてそれを雑誌社に売ることの方が、私が思う正義に反しているように思えますので。しかし、国民の血税で生きている国会議員さんのセクキャバ訪問はいただけませんな。

 高井崇志さん、私をはじめ男性諸氏もイチャイチャしたいけど我慢しているんです(フェミニズム団体にお叱りを受けそうだけど事実)。なぜなら、一国の宰相が緊急事態宣言を発令され、不要不急の外出を自粛するようにさらに強く言われたからであります。規範になるべき国会議員であるあなた様がこの時期に、濃厚接触をしてしまうなんてのは言語道断ですよ。

 コロナ禍が収束を迎えたとしても、今後数年の濃厚接触は禁止という“刑”を与えたく存じます。そして、内閣や政権与党には言いがかりも含めて大変厳しい発言をなさる立憲民主党副代表・蓮舫様の言葉が待たれるばかりです。

徳光正行
1971年12月生まれ。茅ヶ崎市出身。日本大学芸術学部在学中よりミュージシャンを目指すが、父の病により断念。その後、司会業やタレント業に従事する。また執筆活動にも着手し『伝説になった男~三沢光晴という人~』」『怪談手帖シリーズ』などを上梓。4月27日には岩井志麻子氏との共著『凶鳴怪談』を出版予定。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年4月18日掲載

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