富川アナのコロナ感染 テレ朝局内は「一大クラスター」の様相を呈し…

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 テレビ朝日「報道ステーション」の富川悠太アナ(43)の陽性が判明したのは、4月11日。局内はいま、一大クラスターの様相を呈しているという。

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「実は、番組と社の上層部は、9日の放送終了後に富川アナから不調を伝えられていた。にもかかわらず、番組スタッフには安直な自宅待機の指示をだすだけ。“翌週の放送ありき”で対策を練ることに腐心していたのです」

 と語るのは局関係者。「報ステ」スタッフをはじめ多くのテレ朝社員は、11日夜に報道で“富川アナ感染”を知ったというから、会社に対する不信感を露わにするのもうなずける。この関係者によれば、

「オンエア前には、スタジオ横の個室で富川アナと徳永(有美)アナ、チーフプロデューサーをはじめ当番デスクや総合デスクらが集まり、打ち合わせが行われてきました」

 互いの距離が近いうえ、富川アナをはじめ、ほとんどがマスクを着けずに打ち合わせに臨んでいた。

「現在、富川さんと濃厚接触したチーフプロデューサーや、総合デスクを務める男性などに肺炎の症状が認められ、すでにPCR検査を受けています。ほかにも10人を下らない番組スタッフが次々に発熱を訴えているため、番組OBなど、局内から人員をかき集めて何とかオンエアにこぎ着けているのが現状です」

 富川アナは、体調不良を申告せずに出演を続けていたとも伝えられている。彼と濃厚接触したスタッフの中には病院を取材した者もいるというから、ことはテレ朝局内に留まらないのだ。

 富川アナについてテレビ朝日は、

「より慎重な判断をすべきだったと考えており、ご指摘は真摯に受け止めます」

 と回答。4月16日発売の週刊新潮で詳しく報じる。

週刊新潮 2020年4月23日号掲載

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