新型コロナで「再配達減少」「物流目詰まり」「運賃下落」 トラックドライバーがみた異常事態
コロナ禍でも「持ち場につかざるを得ない」人々
4月7日に発令された政府の「緊急事態宣言」を受け、東京の街から人の姿が一気に減った。
海外に比べると日本の危機意識は高いとは言えないものの、感染者数が日毎に増える中、これまで恐る恐る続けていた出勤や集会を「さすがにまずい」と自粛する動きが高まっている。
その一方で、消費者の生活インフラを守るべく、どうしても持ち場につかざるを得ない人たちも少なくない。
同宣言が出された日、薬局の前で目撃したのは、店頭に並んだアルコール消毒液を奪い合う客に「押さないで」「並んで」と声を荒らげる店員の姿。...