新型コロナで食糧価格高騰の危機 食糧輸入大国の「日本」がやるべきことは?
WHO(世界保健機関)やWTO(世界貿易機関)など3機関は4月11日までに、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な流行)により輸出管理が広がれば、「国際市場における食糧不足が起きかねない」とする声明を出した。
主要穀物の供給量は潤沢であり、国際価格はここ数年低い水準で推移してきたが、国内市場を優先する穀物輸出国が輸出規制に乗り出したことから、徐々にその価格が上昇し始めている。
世界最大の小麦輸出国であるロシアは2日、「6月までの穀物輸出について割当制を導入した」ことを明らかにした。...