富川キャスター感染 「接触を8割減に」を訴えるテレビの欺瞞

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「報道ステーション」の富川悠太キャスターの新型コロナ感染の報は、衝撃をもって受け止められた。毎日同番組を見ていた視聴者にとっては、まるで知り合いが感染したように感じられたのではないだろうか。他方、取材先との接触があり、対面での打ち合わせが多く、スタッフも多いテレビ局の労働環境の危険性を指摘する意見も従来から無かったわけではない。

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 実のところ、画面の裏側もさることながら、表側においても十分に対策が取られているかはいささか怪しい。...

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