「グッとラック！」に“辛坊治郎登場”で霞んだ志らく 玉川徹との共演ならどうなる？
期待高まる“夢の共演”
この日の放送も話の中心は、もちろん新型コロナウィルスだった。コロナの感染拡大の危険を訴える辛坊、話題は集団感染した阪神の藤浪晋太郎投手（25）に。
辛坊：阪神の選手が合コン……合コンって言っていいのかな。
志らく：ダメ。飲食……。
辛坊：3月14日のホワイトデーに！ 合コンに決まってんじゃん、こんなもん！
「一部で“大暴走”という声も聞かれますが、辛坊さんはしっかり自分を演出していて、もちろん放送コードも意識している。あれができるのが、彼の凄さです」（前出・民放プロデューサー）
――そして番組では、「週刊ポスト」が報じた、東京都から花見の自粛が要請される中、有名人らと“花見”を楽しんでいた安倍晋三首相（65）の昭恵夫人（57）の問題に。
志らく：（辛坊が）言おうとしていることは分かります。コロナで大変なときに、こんなことで国会を……。
辛坊：違う違う。それもそうなんだけど、これをテレビで論じるならば、少なくともこの写真が撮影された日時がいつなのかは、テレビ局として特定してからすべきです。いわゆる“３密”はやめてくれと小池（百合子）さんが言ったよりも、おそらく前だと思うんだけど、他に芸能人の写真が出ていますから、そこに写っている芸能人に聞けば、いつの写真か分かる。日時くらい明らかにしてからじゃないと、こういう週刊誌の一方的な報道をテレビで取り上げて、いつ撮られたか分からない写真を元に、あーたらこーたら言うこと自体……、こんなことやってたら、この番組、絶対に視聴率伸びないよ！
志らく：それは終わってから反省会で言ってください。
――噺家のツッコミって、この程度か。反省会があるなら、志らくがもっと反省してもいいだろう。アッキーについて、総理が参加したわけでないから構わないという辛坊に対し、
志らく：夫人ならいいんですか？
辛坊：もし（私の）妻が芸能人と一緒に花見に誘われたから行きたいって言ったとき、「お前さあ、やめろよ」って言うと思うけど、最終的に行くか行かないかは本人の判断。妻は私の付属物でも何でもありません。一個の個人ですから……。
――続けて辛坊は、志らくに向き直ってこう言うのだ。
辛坊：妻がしたこと全部、夫が責任取れるんですか！
「志らくは『いや、私に言われても……』と返すのが精一杯でしたが、明らかに、彼の妻の不倫問題にあてつけていましたね。志らくも絡みづらそうでした。番組スタッフも冷や汗ものだったかもしれません。元々、辛坊さんは読売テレビのアナウンサー出身ですから、関東ではそれほど知名度は高くありませんでした。フリー転身後にTBSでは『直撃！コロシアム!! ズバッと！TV』のMCを務めたこともありましたが、わずか3カ月で打ち切られています。TBSのスタッフも、彼の“取扱説明書”がなくて、やりにくいところもあったかもしれません。果たして、『グッとラック！』で再登板させる勇気があるかどうか。まぁ、いっそのこと、MCにしたほうが話題になると思いますけど」（同）
さらに、裏番組で見たいという声もあるという。
「橋下元知事が気にしたという『モーニングショー』で、玉川徹さん（57）との舌戦を見てみたいですね。最近のワイドショーは、視聴者目線で言いにくいことを言ったり、“炎上”しがちな際どいコメントができる人が人気です。極楽とんぼの加藤浩次（50）や東国原英夫（62）、カズレーザー（35）、古市憲寿（35）、長嶋一茂（54）、そして玉川です。ただ彼はテレ朝の社員ですから、他局に出演することはまず無理。共演するには辛坊さんがテレ朝に出るしかない。右寄りの辛坊VS左寄りの玉川、という夢の共演はどうでしょう。2人とも主張がはっきりしていますから、好き嫌いも出る、話題性は十分です。知識量など実力は五分五分と見ていますが、生放送の実戦となるとどうでしょう。辛坊さんはタレント気質で場数も踏んでいる。対する玉川はディレクター気質ですから、ここぞというときに、わきまえてしまう可能性もある。辛坊さんが有利のような気もしますが、果たしてどうなるか、是非とも見てみたいです」（同）
問題は、コロナ騒動で視聴率を上げている『モーニングショー』に、あえて劇薬を入れる必要はないことだとか――。
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