河井案里議員に流れた“自殺未遂説” 酒とクスリの日々

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ワイン好き

 ちなみに、無類のワイン好きで知られる克行前法相と比べ案里議員は、お酒は嗜むけれど、そこまで強くはないとか。

 そんな彼女が病院送りになったとなれば、酔いに身を任せてしこたま口に含んだのだろうか。

 実は彼女、騒動前日には“体調不良”を訴えていた。

「27日の金曜は、“発熱がある”といって参院本会議を欠席しているんです」

 と明かすのは、さる自民党関係者だ。

「彼女は“ウグイス疑惑”以降、適応障害の薬を日々服用しているという話で、今回の体調不良に際して風邪薬などの抗生物質も飲んだ可能性がある。案里議員が党本部に報告した話によれば、この4~5日は体温が37度を超えることが多かった。そんな時にお酒を飲めば酩酊状態になってしまうのは、分別のある大人なら分かりそうなものですけど……。時節柄、コロナの疑いもあり、本来はPCR検査を受けて貰わないとダメ。週明けの国会は党本部の方から出ないように止められています」

 政治アナリストの伊藤惇夫氏が断じるには、

「なぜこのお二人は、ここまでして議員の職にこだわるのか。いつまでも居座り続けるのは、有権者にとっても迷惑ですから、一刻も早く夫婦揃って辞職されることが、ご本人たちのためだと思います。よりにもよって、酩酊状態になって病院のお世話になったのだとすれば、もはや議員として云々以前の問題ですね」

 酒は百薬の長とはいえ、「バカにつける薬はない」なんて言葉を、センセイには噛みしめて貰う他あるまい。

週刊新潮 2020年4月9日号掲載

ワイド特集「戒厳令の夜」より

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