緊急事態宣言を実効あるものにする方法 理解すべき日本人の“性格”とは

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 政府は4月7日、新型インフルエンザ等対策特別措置法(特措法)に基づき、東京を始めとする7都道府県を対象に5月6日までを期限とする緊急事態宣言を発令した。

 安倍首相は宣言を出す理由について「人と人との接触を極力減らし、医療提供体制を整えるためだ」と強調した。緊急事態宣言の発令により医療提供体制の整備が進むことは間違いないが、感染抑制のための最大の課題である「どこまで人の動きを抑えられる」かについては未知数である。

 専門家の間でも「強制力はないが心理的な効果は大きい」とする意見がある一方で、「罰則がないことなどを理由に普段の行動を変えない人が出てくる可能性があり、何のために宣言を出したかわからなくなってしまう」と指摘する向きがあるなど様々である。...

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