新型コロナで脚光の「岡田晴恵教授」、和田アキ子のインスタで炎上の“微妙な立ち位置”

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和田アキ子との2ショット

 つまり3月上旬までは、まだまだ岡田教授に対する視聴者の信頼感は揺らいでいなかったのだろう。

 一方で、彼女自身は、世間から吹いてくる“逆風”を認識していたようだ。

 3月15日、岡田教授は「アッコにおまかせ!」(TBS系列・日・11:45)に出演。人気を集めていることに触れられると、「支持してくれる方がいるのは逆にアンチの方もいてバッシングもあるので冷静に受け止めたい」と答えた。

 スポーツ報知は、番組が終了すると、この発言などを報じた(「岡田晴恵教授、『アッコにおまかせ!』生出演…ネット上で『岡田教授』Tシャツ販売の人気に『アンチの方もいてバッシングもあるので冷静に受け止めたい』」)。

 YAHOO!ニュースで3つのコメントのうち、2つは岡田教授の名前を出した上で、番組を批判した。

《岡田先生は真面目な気持ちで出演しているのだから こういうふざけたことがやりたい番組には出なくてもいい》

《岡田教授を呼んでコロナの話をするなら、ちゃんとしてほしい》

 ところが、この「アッコにおまかせ!」というか、和田アキ子(69)の行動がきっかけになって、岡田教授に対する見方が大きく変わってしまう。

 放送の翌16日、スポーツ報知は「和田アキ子、岡田晴恵教授と2ショット公開し『お友達希望笑笑』」との記事を配信した。

《歌手の和田アキ子(69)が16日、自身のインスタグラムを更新。元国立感染症研究所研究員で白鴎大教授の岡田晴恵氏との2ショットを公開した》

 記事の末尾には、2ショットを歓迎するコメントが紹介されている。

《「いつも拝見しています。岡田先生の説明はとてもわかりやすいです!」「本当に素敵な笑顔です!!」》

 こんな具合だが、YAHOO!ニュースで真下に表示されたコメントは批判ばかりだ。

《頼りにしてます先生。これ見た瞬間ダメだと思った》

《和田アキ子も岡田女史もこのタイミングでこんな写真公開すると言う神経が分からない》

《濃厚接触ですよね…。職場ではピリピリするほど接近距離を気にしているけれど、芸能界の方々の意識はどうなんでしょうか?》

 3つとも岡田教授に対して苦言を呈している。こんなことは今までになかった。急激なネット世論の変化は、この後も続く。

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