大阪で教員「処分歴」を自己申告制に わいせつ件数全国トップ、効果は
大阪府は令和3年度の公立学校教員の採用選考で、願書に「過去の懲戒処分歴」を記載する欄を設けることになった。
本誌(「週刊新潮」)では、3月19日号で、児童へのわいせつ行為で5回も逮捕された大阪府の小学校講師のハレンチな行状を報じたが、処分件数で大阪は全国トップクラス。しかも、3年経てば文科省のデータベースにある処分歴は開示されなくなり、この男が懲戒免職になっても再び教員免許を取って教壇に立つことが可能だというから呆れてしまう。
「今回の措置は処分歴を自己申告させることで、わいせつ教師を“復活”させないようにするのが狙いなのです。...