英語の早期教育、本当に必要? 中途半端な「セミリンガル」を生む恐れ 韓国の二の舞に

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幼少期の英会話が招く学力崩壊――榎本博明(1/2)

 人口減少が続く日本で、今後の経済成長にはグローバル化やインバウンドが欠かせない、だから英会話くらいできなくては――。いまや幼稚園児までもが英会話教室に通う時代。その裏で進行する子どもたちの“学力崩壊”に、教育心理学の専門家が警鐘を鳴らす。

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 この2020年4月から、いよいよ小学校での英語が必修化されます。すでに18年度から、そのための準備期間として小学校での英語の授業は始まっていたのですが、今年からそれが正規の科目となるのです。...

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