川口春奈、大河効果でバブル人気 “地元愛”の意外なライバルは

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長崎といえば

 芸能ジャーナリストの佐々木博之氏が解説する。

「動画は彼女が好き勝手にやっているわけではなく、事務所がしっかり管理しているので、プロモーションの一環と言えます。とはいえ、彼女の素の部分など、プライベートを覗き見できる面白さがあり、新たなファンがつきやすいですね」

 時間があると実家に戻るという彼女。最近では、長崎の聖火ランナーに、なぜか東京生まれの石原さとみが選ばれ、物議を醸した。川口も地元愛では他を寄せ付けないはずなのに……。

 叔父に聞くと、同郷の有名人を引き合いに謙遜する。

「そうはいっても、長崎といえば、福山雅治やけん。ほかにも出身の有名人はたくさんおるけんさ。ただ、なんでも頑張ってくれればよかです」

 先の芸能記者は、その“ライバル関係”について、

「長崎は原爆が投下された街で、福山さん自身も被爆2世であることを公言しています。ただ、長崎市出身の彼と違い、川口さんは島生まれなので自然の中で伸び伸び育った牧歌的なイメージ。こんなふうに、地方出身をひとつの個性として発信するのが、最近の芸能界のトレンドですね」

 視聴率は心配だけど、郷里を代表する女優へ、期待は膨らむばかり――。

週刊新潮 2020年3月19日号掲載

ワイド特集「人生の幕」より

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