「松田聖子」40周年の悲しき逆境 マッキー新曲お蔵入り、メンバーの死…
1980年4月のデビュー以来、松田聖子(58)は「国民的アイドル」である。そんな彼女のメモリアルイヤーが、昏(くら)く悲しい出来事に見舞われ続けていた。人生ときには悪いことが重なるとはいえ……。
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ファン歴ウン十年と語る女性は、深いため息をつく。
「3月14日に中野サンプラザで開かれる予定だった、ファンクラブ会員限定のファンミーティングが中止になってしまいました」
中止の発表は2月末。新型コロナの影響である。時節柄、仕方なかろう。
「40周年記念イベントの第1弾だったんですよ。それに加えて、聖子さんは3月10日生まれなので、『SEIKO MATSUDA プレミアム バースデーステージ 2020』という“ファンミ”でした。もっと言うと、聖子さんが中野サンプラザのステージに立つのはデビューの翌年以来。“あのサンプラザに来てくれるんだ”と、本当に楽しみにしていたんですから」
この凱旋コンサート中止以外にもファンの胸を締めつける出来事がある。芸能担当記者によると、
「40周年記念のアルバムが6月にリリースされる予定です。そのアルバムの目玉に、槇原敬之書き下ろしの新曲を予定していた。曲は完成済みで、アルバム発売に先駆けてシングルカットされる見込みでした。でもまさかの逮捕でお蔵入り確実となってしまった。彼女はいま、6月からはじまる40周年記念の全国ツアーのリハーサルを控え、アルバム制作中です。目玉がなくなったことでだいぶ苦戦しているようですね」
薬物男の関与を事前に公表していなかったのが、唯一の救いだとか。
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