野村克也氏が「あの世に行く前に、誤解が解けて良かった」と思った出来事とは

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〈プロ野球選手になって一旗あげたいと思ったのは、中学3年生の頃だったかな。大変な貧乏だったから、大学を出て教授になったところで金持ちになれるわけじゃないと思って……というのは言い訳で、単純に、頭が良くなかったんだよ。勉強が嫌いだった〉

 2月11日に急逝した野村克也さん(享年84)が、最新刊『野村克也の「人を動かす言葉」』(新潮社)の中で明かしているのは、自らの大学進学を諦めて野村氏を高校へ進学させた実兄と、サッチーこと妻の沙知代さんとの知られざるエピソードである。...

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