男女共同参画会議の「アパレル社長」がセクハラで辞任 被害女性に送った恥ずかしいメッセージ
人気ブランド『アースユージック&エコロジー(earth music&ecology)』などを展開する「ストライプインターナショナル」の創業者・石川康晴氏(49)が、3月6日、突如として代表取締役社長の辞任を表明した。その理由は、本誌(「週刊新潮」)や朝日新聞が報じた〈自身にかかわる一連の報道〉だという。
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若い女性から絶大な支持を集める同社は、〈約9割が女性社員〉〈当然、女性社員が働きやすく、輝ける職場でなくてはいけません〉〈女性社員が多様な人生設計を自分で選べるように、全力でサポートしています〉(同社HPより)とアピールしていた。だが、本誌が報じた石川前社長のセクハラ疑惑を知れば、こうした美辞麗句も虚しく響くばかりなのだ。
ストライプ社は、10代から20代の女性に向けたブランドを数多く展開している。広瀬すずがイメージキャラクターを務める『アースミュージック&エコロジー』や藤田ニコルの『NiCORON』といったあたりが代表格か。
そのトップの石川社長は“ZOZO前澤”とも親しく、SNSには元SMAPの香取慎吾や俳優の水嶋ヒロとの交流が綴られている。いかにも、華やかなやり手社長という印象だ。
実際、グループ会社を含めた社員数は約8000人、中国や台湾などの海外にも進出し、国内外で約1600店舗。23歳で起業してから年商1300億円の一大企業まで成長させた手腕はファッション界の寵児と呼ぶに相応しいのだが……。
〈代表取締役石川康晴氏の不適切な行為に関する臨時査問会開催要請の件〉と題され、2018年12月の日付が入った社内文書がある。当時の取締役名で出された文書は、社長の裏の顔を浮き彫りにしている。
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