高齢者を縛り2千万円強奪…渋谷「アポ電強盗」が不起訴の裏側

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 老人を喰いモノにする犯罪は後を絶たないが、それにしても、である。カネがあると分かれば、もはや相手に振り込ませるまでもなく、自ら奪いに踏み込む始末。そんな荒仕事でお縄となった男たちが、一転して「不起訴」に――。そのウラに何があるのか。

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 昨年1月中旬、渋谷区初台に住む男性はインターフォンの音で目を覚ました。

「何しろ、朝の5時半で辺りは真っ暗。寝ぼけまなこで玄関を開けると、向かいのお宅のおじいちゃんが寝間着姿で助けを求めてきてね。...

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