中居正広、退所会見で「ジャニーさん」遺骨を披露した狙い
“お墨付き”
中居は会見で「滝沢(秀明氏)がかっぱらってきてくれました」と、ジャニー氏の遺骨の入った小瓶を報道陣に見せつけた。これには、先の業界関係者も、
「遺骨を持ち出したことに違和感を覚えたのは事実。遺骨を託された者だけが“真正”なのだと捉えられたら物議を醸してしまう。他に遺骨をもらったタレントやスタッフがいるとは聞かないし、仮にもらったとしても口には出さないはず。とはいえ、中居君にすればジャニーさんや事務所との絆の深さを外部にアピールしたかったんでしょう。ジャニーズが事前にこの行動を許したのは彼にお墨付きを与えたということ」
印籠よろしく遺骨を胸に忍ばせていれば、「干される」心配もなかろう。
ジャニーズに限らず「独立」には骨肉の争いがつきもの。そんな不安を文字通り「骨」で払拭するあたり、さすがの処世術なのである。
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