今どきJKはお金の知識が高すぎ お父さんのレベルが見透かされているかも?
家を賢く手に入れたい! 住宅ローン選択はどうする?
ここでワークが出題された。
山本講師「みなさんが10年後、28歳の時に買いたい家を、今から実際に探してもらいたいと思います。新築でも中古でもいいです。iPadを使って探してみましょう!」
生徒たちは手元のiPadを使用し、一斉に物件を探しはじめます。
「海沿いがいいな~」
「一緒に新宿に住もうよ!」
「ここじゃ駅から遠いよ~」
「900万円だって! 安!」
何名かの生徒が、自分の選んだ物件の価格とその「決め手」を発表した。
「5080万円の京成小岩駅から7分の新築(一戸建て)。決め手は4LDKで広いことと、外見が可愛いこと」
「物件価格は7180万円。目黒駅からバスで7分+徒歩で、横に広い感じのマンションを選びました」
山本講師「みなさんが選んだ家を実際に手に入れるには、だいたいの人は住宅ローンを利用します。そして、住宅ローンの組み方には賢い組み方があります。組み方次第で、トータルの返済額も違ってくるんですよ」
ここで固定金利と変動金利、そしてリコースローンの説明がされる。
山本講師「大事なのは、世の中の金利の状態にあわせてローンを使い分けていくことです。今のような低金利の時は『固定金利』を選んでいきます。
まずい住宅ローンを組んでしまうと、返済に行き詰まりマイホームを売却したとしても借金が残ってしまう『リコースローン』という最悪の状態になる場合もあります。
このようにならないためにも、背伸びをしないで無理のないローンを組むこと(年収の4倍程度)、そして価値の下がりにくい物件を選ぶことが重要です」
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