俳優「ピエール瀧」は執行猶予期間中でも引く手あまた 「孤狼の血2」にも出演か

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 ピエール瀧(52)の復帰作が決まった。本業のミュージシャンとしてではなく、役者として。竹中直人(63)、山田孝之(36)、齋藤工(38、註:監督の時は齋の字を使用)が共同監督を務める「ゾッキ」。さらにNetflixの「全裸監督2」にも……。これに刺激されたわけではないのだろうが、この秋に撮影に入る予定の「孤狼の血2」では、白石和彌監督が「1に続いて起用したい」と熱望しているという。

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 昨年3月に麻薬取締法(使用)で逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪が下された瀧。逮捕から11カ月、「執行猶予中の仕事復帰には早すぎる」という声もあるが、彼にすればオファーがあるから出演するまでのこと。「映画なのだから文句のある人は見に行かなければいいだけ」という声も少なくない。

 クランクインした「ゾッキ」は、大橋裕之の短編マンガ集『ゾッキA』と『ゾッキB』(共にカンゼン)が原作。これを読んで、何が言いたいのか分からないと思う方も少なくないだろう。ヘタウマなタッチに、オチがあったりなかったりという作風なのだ。だが、そこに惚れ込んだのが竹中直人だ。

「竹中はこれまでに7本の作品でメガホンを取っていますが、91年の監督デビュー作がつげ義春・原作の『無能の人』でした。大橋さんの作品はつげ作品と通じるものがあるのでしょう。原作を山田孝之と齋藤工にも読ませてみると気に入ったようで、“監督トリオ”を結成したそうです」(業界記者)

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