【新型コロナ】シンガポールは日本に次ぐ感染者数 アジアの優等生が被害を拡大させた3つの誤り
IMFが発表する最新(2018年)の「国民ひとり当たりのGDP」データで、シンガポールは米国を抑えて世界8位に位置する。これはアジアのトップで、つづく香港は17位。シンガポールが“アジアの優等生”といわれるゆえんだ(ちなみに日本は26位)。だが、世界を脅かす新型コロナウイルスを巡っては、数多くの感染者を出している。東南アジア情勢に詳しいジャーナリストの末永恵氏が、“優等生”が抱える3つの問題を解説する。
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2002年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)の犠牲者を超え、アフリカでの感染も確認されるなど、世界的な脅威となっている新型コロナウイルス。...