法廷にカギをかけたから裁判無効→やり直しを命じた裁判長の「税金無駄遣い」

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 東京高裁の後藤眞理子裁判長は2月6日、一審の判決を破棄して差し戻した。その判断は崇高な理念に基づく法の遵守か、それとも四角四面な対応というべきか。

 コトの発端は、前橋地裁太田支部で昨年10月に開かれた裁判だった。

 社会部記者によれば、

「窃盗や住居侵入などで逮捕された64歳男性の裁判で、群馬県警の警察官が開廷時に傍聴席側の入口を内側から施錠してしまったんです。すでに、法廷内には2人の傍聴人がいたものの、審理中に出入りしなかったため、結果的に“密室状態”で閉廷しました」
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