「槇原敬之」元恋人が愛憎告白 “新しい男の出現で私は警察に…”
元恋人の捜査協力
しかしその後、警視庁は元恋人を半落ちから完落ちさせるに至った。彼はこう供述したのだ。
「自分たちが覚醒剤を使用していたのは事実です。槇原とのブツも含め、自分が新宿で知人から覚醒剤を調達していました。基本的に自分たちはパイプを使う『あぶり』という手法で覚醒剤を使用していました」
かくして、マッキー包囲網は狭まっていく。
「元恋人のしっかりした証言を得ることで、2年前の事案は立件できると警視庁の上層部は判断しました。更に槇原宅のゴミを調べるなどし、現在の危険ドラッグの使用は確実と見ていました。警視庁の現場としてはシャブの所持・使用もあると槇原を泳がせて状況を見守ってきたんです。実際、漁ったゴミの中には、シャブと疑われる薬物反応もありました。現場は色めき立ったんですけれど、細かな分析をすると、シャブか否かは判然としないということで意気消沈。そうこうするうちに、担当の課長が異動時期を迎えることもあり、このタイミングとなったんです」(前出・捜査関係者)
別の捜査関係者によれば、
「現在の自宅へのガサでシャブは出ておらず、簡易尿鑑定は陰性で、数日後に出る本鑑定でも、その結果は覆らないと思われます。ちなみに危険ドラッグは、肛門の括約筋を弛緩させる効果があるなどと言われていますけれど、槇原の場合、シャブの効き目を高めるために使ったと見ています」
自宅から危険ドラッグと割れたガラス製のパイプが見つかり、本人もその使用を認める供述をしている。
最後に、元恋人はこう話した。
「彼の才能というのは神様から授かったような才能だと思っています。こういうことになってしまったけど、またこれまでと同じように曲を作り続けて欲しいと思っていますし、頑張って欲しいと思っています」
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