ビートたけしを射止めた魔性妻、背後に別の男性が… 「T.Nゴン」の由来にも?

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たけしは1株しか持たされず

 どういうわけか当局の捜査と「縁」があるというN氏と、彼と「親しい」横井氏。まさか、ふたりがたけしという金の生(な)る木を「獲物」として狙いを定めたなんてことはなかろうが、石塚さんはこう証言する。

「私が昨年7月に『T.Nゴン』を辞める前、会社の経理担当の人にこう言われました。『T.Nゴンの株は、6割を横井さん、残り4割をNさん夫妻が持っていて、殿は(拒否権を行使できる)黄金株を1株しか持たされていない。ここまでやられているんだ』と」

 横井氏サイドに言い分を訊(き)くと、まず交通事故に関しては「直ちに警察の事情聴取に対応」したとし、株については「事実無根」と弁明するのだが、

「事情聴取に応じたといっても、それは私が行ってから渋々、車外に出て警察の方と話しただけのこと。終始サングラスを外さず、謝罪の一言もなく、さすがに警察の方も彼女のあまりの身勝手さに怒っていました」(同)

 ちなみに横井氏の親戚が明かすには、

「喜代子ちゃんが就学する前にお母さんが『出奔』してしまい、その後は知り合いの家などにたびたび預けられていた。就学後も、お父さんが再婚したことで『お前の母親は継母だ』といじめられたそうです」

 こうした環境が横井氏に「反骨心」を植え付け、彼女が何かにつけ「逞しい精神」を発揮する土壌となっているのかもしれない。

 愛人→恋人→正妻。出世魚の如く上り詰め、ミゴトにたけしの「法定相続人」の立場を確保した横井氏。敷地530平方メートルを誇る広大な等々力ベースの半分も、相続すれば正式に我がものに……。だがそれ以前に、気が付けば殿の近くには誰もいなくなっていた。そんな「迷惑婚」にならないことを願うばかりである。

週刊新潮 2020年2月20日号掲載

特集「すべてを惜しみなく奪った『ビートたけし』18歳年下妻『魔性の履歴』」より

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