「キャッシー」が40年越しで告白 「佐良直美」との秘恋

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 国民的スター歌手だった佐良直美(75)の運命を変えた、1980年のいわゆる“レズ騒動”。お相手のキャッシー(69)が40年越しで明かす“秘恋”とは。

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 本誌(「週刊新潮」)記者の前で、キャッシーは胸の内を語り始めた。

「いまはレズやゲイを隠さない時代でしょ。その意味で、私は日本でのカミングアウトの先駆者だったと思う。あの“告白”もありのままを話しただけなの」

 80年5月19日の「アフタヌーンショー」(テレ朝系)で、彼女は佐良との関係を赤裸々に明かした。当時の佐良は、13年連続で紅白に出場するスター歌手だった。だが、キャッシーの告白以降、仕事が激減して87年に芸能界を去っている。タレントとして人気を博していたキャッシーも騒動後にハワイへと移住し、81年にプロレスラーのヒロ佐々木と結婚。表舞台から姿を消した。

 今回、キャッシーが取材に応じた背景には、LGBTであることを公表している娘の存在があった。ネット上で母親について書かれた記事を発見した彼女は、その内容が母親の言い分と食い違っていることを知る。そこで娘は“真相”を伝えたいとユーチューブにチャンネルを開設したのだ。

 キャッシーが続ける。

「高齢の両親と同居するため、日本に戻ったのは10年ほど前。騒動のことはすっかり忘れていたけど、日本ではいまだに“関係を暴露すると脅して、佐良さんにお金を請求したの?”って聞かれる。そんなことしてないから心外でね。本当のことを伝えたかった」

 そもそも、ふたりは知人のタカラジェンヌの紹介で知り合い、まもなく佐良の実家で同棲を始めたという。「専用の電話や車のカプリも買ってくれた」が、蜜月は長く続かなかった。

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