深夜の公園に徘徊男性を置き去りに 愛知県が謝罪した「福祉行政」の現実

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 まるで犬猫を捨てるように、愛知県の職員は老人を置き去りにした。午前0時、雨が降る公園。この常軌を逸した行為によって、図らずも、福祉行政が直面する現実が浮き彫りになった。

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 愛知県海部(あま)郡大治町(おおはるちょう)は、名古屋の中心街までわずか5キロ、車で約20分。名古屋のベッドタウンと呼ばれる町だ。そんな町の周辺で、未曾有の不祥事は起きた。

「津島市にある県の施設、『海部福祉相談センター』の職員2人と、指示を下した課長補佐級の3人が置き去りにした中心人物です」
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