鈴木杏樹不倫の“被害者” 貴城けいに見る元タカラジェンヌ「その後」の厳しさ
貴城けいで見えた元宝塚の「勝ち組」「負け組」(1/2)
週刊文春の不倫報道で浮かんだ元タカラジェンヌの悲哀は、図らずも宝塚を去って後の身過ぎ世過ぎの難しさを意識させた。数十倍もの選別をクリアし、トップの座についたとしても、芸能界での成功は一握りだという。ならば、勝ち組・負け組の差はどこにあるのか。
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宝塚歌劇を離れてしまえば、「清く 正しく 美しく」ばかりではいられないということだろうか。生き馬の目を抜く芸能界の荒波に揉まれ、現実と対峙せざるを得ない。宝塚のモットー「家族ぐるみで安心して楽しめる国民劇」から遠く離れて、「家族がらみで心配して悩める不倫劇」を身をもって演じるハメにもなる。...