宮迫博之、吉本側と接触も遠い再契約 YouTuber転身をさんまに聞くと

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 潔く芸能界を引退する気はさらさらないらしい。闇営業問題で謹慎に追い込まれ、復帰のメドも立たない雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が荒ワザに出た。唯一の後ろ盾である明石家さんまが、ユーチューバーに転身した「不肖の後輩」について語った言葉とは。

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「いまは相方(蛍原(ほとはら)徹)の隣にね、戻れるよう努力している段階ですから。舞台とか地上波の番組でやりたいという気持ちはあっても、まだそういった話は進んでいないので……」

 本誌(「週刊新潮」)の直撃に消え入るような声で語るのは、宮迫本人である。彼がジャケットの袖を捲り上げるスタイルで“カメラ”の前に登場したのは1月29日のこと。

〈ご迷惑をおかけした全ての皆さま、そしてご心配をたくさんおかけした全ての皆さまにもう一度、改めて謝罪させてください。本当にすいませんでした〉

 と深々と頭を下げた。

 これは地上波で放送された映像ではなく、彼が開設したユーチューブチャンネル「宮迫ですッ!」のひとコマだ。闇営業問題の発覚後、明石家さんまの個人事務所の“預かり”となった宮迫は、この半年余り謹慎生活を送ってきた。

 だが、ユーチューバーに転身するや、鬱憤を晴らすかのように連日、動画を投稿し、メンタリストのDaiGoやホリエモンとも共演を果たしている。動画の投稿本数は19本(2月17日時点)ながら、チャンネル登録者数は59万人を突破した。

 しかし、芸人仲間から寄せられるのは辛辣(しんらつ)な言葉ばかり。宮迫の相談を受けてきたという松本人志も「ワイドナショー」(フジ系)で、〈今回のユーチューブに関しては「ちょっとどうなの?」と久しぶりに言いました。その流すタイミングも〉と首を傾げている。

 芸能記者によれば、

「謝罪動画が配信された翌日には、宮迫が騒動に巻き込んだロンブー・田村亮の復帰会見が予定されていた。後輩芸人に先んじて自分の動画を公開したワケで、松本さんが“タイミング”を疑問視するのは当然です」

 読売放送のバラエティ番組では、同じく吉本芸人のほんこんが、〈さんまさんのとこに移って、松本さんとかも協力してたやん。義理を欠いていると思うねん〉〈不祥事を起こしてユーチューブで謝罪して、その再生回数で“お金儲け”はどうなん?〉と苦言を呈した。

「さんまさんは“テレビに出る人間の敵はユーチューブやねんで”と明言している。しかも、自分が主演する舞台で宮迫を復帰させることまで計画していた。やはり、今回のユーチューバーデビューは義理を欠いた行為に映ります」(同)

 とはいえ、宮迫も“筋”を通そうと考えてはいたようだ。芸能関係者が明かす。

「宮迫は1月半ばに吉本の岡本昭彦社長と話し合いをもったそうです。ただ、その時点ですでに動画は収録済みで、事後承諾を求めるという形だった。どこまでいっても自分本位。その上で、自分のチャンネルが軌道に乗れば、吉本と提携して利益をもたらせると大口を叩いたものの、岡本社長は少し引いた対応に終始していたとか」

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