和泉元彌一家は令和の新「芸能人ファミリー」 長男テレビデビューで長女も秒読み

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結婚当初はトラブルだらけ

 記事では2人が、舞台「ロミオ&ジュリエット」で共演したことで親密になり、結婚を意識しているにもかかわらず、母親の節子さんが反対していることを伝えた。

 それからはスポーツ紙やワイドショーが参戦しての大騒ぎとなった。交際は認めながら、結婚には進めない状況が続いていたが、FOCUSの報道から約10か月後の12月21日、和泉元彌と羽野晶紀は会見を開いて婚約を発表した。

 翌日の日刊スポーツは「和泉元彌と羽野晶紀 婚約を発表 和泉の母節子さん、笑顔で結婚反対説を肯定」と報じた。記事の一部を引用しよう。

《節子さんは、これまで2人の結婚に反対、大きな障害とみられてきた。会見で反対を否定するかと思いきや「はっきり申し上げて不安でございます」と、反対説を否定するどころか、肯定してしまった》

《最終的に結婚を認めた理由については(略)自分のお眼鏡にかなったというよりは、結婚を熱望する和泉に押し切られたことをにおわせた》(註:引用に際してはデイリー新潮の表記法に合わせた。以下同)

 記事は《嫁に入る羽野だが、前途多難のようだ》と結んだが、この一文がまさしく現実のものになるとは、執筆した記者も思っていなかったかもしれない。

 2002年1月6日、日刊スポーツは「和泉元彌と羽野晶紀 築地本願寺で挙式&披露宴 元彌の母節子さんはブスッ」と報じた。

 この時点では嫁姑の不穏な雰囲気がニュースの焦点になっていたわけだが、今から振り返れば、単なる“序曲”に過ぎなかった。

 同年4月にスポーツニッポンは「和泉元彌 ひどい!! 45分また“遅刻”ファンもあきれ顔」の記事を掲載したのだが、末尾に「元彌ゴタゴタめも」と題してトラブル一覧をまとめた。引用させていただこう。

◆01年12月21日:女優・羽野晶紀との婚約を発表し「妊娠はない」と断言。母・節子さんも同席し「(羽野に対し)不安はございます」

◆02年2月5日:入籍を予定していたが、戸籍謄本を忘れたため仕切り直し。「11日(次の大安)に予定しています」

◆02年2月7日:羽野がすでに妊娠7カ月であることを発表。「できちゃった結婚ではない。妊娠する前から結婚は決まっていた」と弁解

◆02年2月17日:奈良県斑鳩(いかるが)町での狂言ライブをTBSのソルトレークシティー五輪特番出演のため、約2時間半遅刻

◆02年3月19日:北海道音更町の公演の“ドタキャン”が発覚。「発熱で行けない」と理由を説明したが、TBSの世界フィギュアの特番に生出演

◆02年4月5日:一部で社団法人「能楽協会」から除名危機が伝えられる

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