覚醒剤逮捕の三田佳子次男、それでも愛情と金を注ぎ続ける親心

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警官の相手をする父

 本誌は別の関係者を通じて、逮捕直前に祐也が車に立て籠もって警察官と口論する動画を確認している。

 そこには、タバコをふかしながら〈これが日本の警察なんでしょうか! これは明らかな不当逮捕。不当逮捕です!〉などと喚き散らす息子と、車外で雨に濡れながら懸命に警官の相手をする父の姿があった。

 元店員が続けるには、

「祐也さんが逮捕されると、客足はパッタリ途絶えてしまいました。お客さんの多くが芸能関係者だったので、巻き添えを食らうのを嫌ったんでしょうね。その後、三田さん夫妻と話し合い、今後は正式に康夫さんがオーナーになると伝えられました。しかし、同じ頃に店の営業許可証を取っていないことが発覚。水漏れするトイレや、故障したエアコンの修理を頼んでも一向に直してくれない。三田さんに相談しても、“すぐに人のお金を頼りにして。商売は自分の力で掴むものよ”と叱られるだけ。両親から息子が逮捕されたことへの謝罪はひと言もありません」

 バー自体は昨年8月まで続けたものの、まともな営業はできず、家賃を支払うこともできなかったという。

「今年の初めに康夫さんの弁護士から家賃の支払いなどを求める督促状が届きました。ただ、もう話す気にもなれません」(同)

 この件について康夫氏に話を伺うと、

「息子の逮捕が営業に影響したかは分かりませんが、店員側は家賃も払わず、月々の収支も報告してこなかった。しかも、退去を迫ると店をめちゃくちゃにして出て行ったので弁護士さんに相談したわけです。まぁ、息子にはきちんと店を運営したいという思いがあったかもしれませんが、ああいうことになった後は全て私が対応しています」

 子が何度、逮捕されても愛情とお金を注ぎ続ける親心。嗚呼、三田佳子の息子になりたい

週刊新潮 2020年2月13日号掲載

ワイド特集「許されざる者」より

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