森喜朗元首相のレガシー財団「誰から誘われたのか」口を濁す関係者たち

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森喜朗元首相の新財団は負のレガシー(2/2)

 東京五輪組織委員会の森喜朗会長が「一般財団法人日本スポーツレガシー・コミッション」なる組織を設立する背景には、「東京五輪終了後の剰余金の受け皿にするのではないか」(文科省関係者)との見方がある。その額は数百億円とも目される。自らを最高顧問に置くことで、五輪終了後も影響力を「レガシー」として引き継ごうとしているのか。

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 文科省関係者いわく、この組織の立ち上げは、森氏がかねてより提唱する日本オリンピック委員会(JOC)と日本スポーツ協会(JSPO)の統合も見据えた動きであるという。...

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