【前橋スナック銃乱射】矢野治死刑囚が自死 殺人の獄中告白は「黒幕への復讐」のため
自殺の「前橋スナック銃乱射」死刑囚から届いた最後の手紙(1/2)
まさかの幕切れである。約4年前の本誌(「週刊新潮」)記事によって警察が動き、被害者の遺体が発見された「死刑囚の告白」。その告白の主、矢野治が東京拘置所で自殺したのだ。なぜ刑の執行を待たずに自ら死を選んだのか。ついに明かされる「告白」の裏の真実とは――。
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「父が死んだ1月26日の午前9時半頃、私の携帯に東京拘置所から電話があり、『矢野治さんが亡くなっているのを確認しました。おそらく自殺だと思います』と言われました。それで夕方、拘置所に行って説明を聞いたのです」
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