新幹線殺人で無期懲役「小島一朗」からの年賀状 彼が望む“一生刑務所暮らし”の意味
2018年6月の新幹線殺傷事件では、小島一朗被告によって1名が命を落とし、2人が重傷を負った。昨年、横浜地裁が下した無期懲役という判決に、彼は何を思うのか――。接見を重ねてきたインベカヲリ★氏がレポートする。
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去年12月26日、面会室での小島一朗は穏やかだった。取材を始めて約1年、会うのは13回目。12月18日に無期懲役の判決が出て以降、初めての接見である。けれど小島は、これまでのどの日より落ち着いて見えた。
「無期懲役になって、今はどういう気持ち?」
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