「医療モノ」ドラマが多過ぎてちょっとくじけそうなTVウォッチャーのボヤキ

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 昨年夏から我が母が入退院を繰り返し、大病院の医者と接する機会を得た。ひとりは解説がうまくて、実にわかりやすい。さらりと書きなぐったメモですら完璧な説明。でも病気の診断と治療法に確信をもてず、結局大学病院に投げた。

 大学病院のほうは若い二枚目だが、話の繰り返しと後戻り、つまり無駄が多い。でも治療法の選択肢や可能性を提示。ふたりとも柔和で温厚、上から目線の無愛想な輩ではなく、患者の話も訴えもちゃんと聞いてくれた。ただ、厄介な病気なので完治はしていない。...

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